開発1年目でよく使用した23のgit commandをざっくりとご紹介
こんにちは、開発2年目エンジニアの 岩﨑 俊貴 です。
gitはプログラムの変更履歴を管理するためのツールです。
1年目の最初にはさっぱりだったgit(開発について他のことも全然わかっていませんでしたが笑)。
今ではとっても便利なツールだなと改めて思います。
そこで、本日は私が1年目に実際に使ったコマンドから、
「よくこのコマンドは使うよ、ここら辺を知っていればgitに関して大抵のことはわかって、
前に進めるはず…(きっと笑)」というコマンドを一覧にしました。
リモートリポジトリ→ローカルリポジトリ→リモートリポジトリの流れです。
より詳細なコマンドの内容については、参考のリンク先を参照してください。
先人たちがまとめてくれています。
Index
・エディターでローカルリポジトリのファイルを編集する前に
・エディターでファイルを編集して保存した後に
・ローカルリポジトリでの編集をリモートリポジトリに反映する。
・その他のgitコマンド
・参考
エディターでローカルリポジトリのファイルを編集する前に
gitコマンド | ざっくり説明 |
---|---|
git clone (リモートリポジトリのURL) | リモートリポジトリをローカルリポジトリ(自分のパソコン)にコピーする。 |
git branch | 現在いるブランチと、そのほかに作成されているブランチの状況を確認する。 |
git branch (name) | 現在いるブランチから、新しく、nameというブランチを作成する。 |
git branch -m (old name) (new name) | ブランチ名を変更する。 |
git checkout (name) | ブランチ名nameに移動する。 |
git pull | リモートリポジトリから最新の状態をローカルリポジトリに反映する。 リモートリポジトリの最新の状態を反映するブランチはmasterブランチ。 必要があれば、masterブランチからほかのブランチに変更点をmergeすること。 |
エディターでファイルを編集して保存した後に
git merge (ブランチ名) | ローカルにて他のローカルブランチの変更を今いるブランチに統合する。 |
git status | どのファイルを編集して保存した状態になっているか、add した状態になっているか、確認する。 |
git stash | コミットしたくないけど、この編集中の履歴は残しておきたい…そんな時のコマンド。 |
git stash pop | 残しておいたgit stash の一番最近の履歴を再び反映させる。 |
git log | コミットの履歴、メッセージを閲覧する。 |
git diff (file path) | 指定したファイルの作業ディレクトリに保存された変更箇所を確認する。 |
git diff | 作業ディレクトリに保存された変更箇所すべてを確認する。 |
git add (file path) | コミットする前に、作業ディレクトリに保存された指定したファイルの編集内容をステージングエリアに追加する。 |
git add . | コミットする前に、作業ディレクトリに保存されたすべての編集内容をステージングエリアに追加する。 |
git commit (file path) | ステージングエリアにある変更を指定してコミットする。 |
git commit . | ステージングエリアにある変更をすべてコミットする。 |
git reset (file path) | ステージングエリアにある指定したファイルの変更をアンステージして作業ディレクトリの状態に戻す。 |
git reset --hard head | コミットしていない作業をすべて(Sublimeテキストなどのテキストエディタで一時保存したもの、保存したaddした状態のものを)クリアする。 |
git reset --hard head^ | 最新のコミットより一つ前のコミットの状態に戻す。 (最新のコミットは消えて、最新コミットの作業の内容も消える。) |
git reset --soft head^ | 最新のコミットより一つ前のコミットの状態に戻す。 (最新のコミットは消えるが、ステージングエリアに何を編集したか履歴が残っている。) |
ローカルリポジトリでの編集をリモートリポジトリに反映する。
git push | ローカルで変更したブランチのコミットをリモートのブランチにpushする。 ブランチがリモートリポジトリになければ新たにリモートリポジトリにブランチが作成される。 ブランチがリモートリポジトリにあれば、ローカルで更新した内容が適応される。 |
その他のgit コマンド
git cherry-pick (commit識別番号) | 他のブランチのコミットを指定して、その編集内容を現在いるブランチにマージする。 git logコマンドか、githubのコミット識別番号を確認。 |
以上、開発1年目でよく利用したgitのコマンド集でした!
細かく見ていけばもっと使い勝手よくコマンドを利用できます。
詳しくは参考先をご覧ください。
参考
・Gitを使いこなすための20のコマンド
・チーム開発に必要なgit コマンドを神速で習得しよう!
・リモートのgitブランチをローカルにチェックアウトする
・[git reset (--hard/--soft)]ワーキングツリー、インデックス、HEADを使いこなす方法
・今さら聞けないgit pushコマンド
ご覧いただき、ありがとうございます。
岩﨑
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