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会社から走って家に帰るということ

この記事は、Business Bank Group Developers Advent Calendar 18日目の記事です。

こんにちは。
脳ミソの半分が筋肉とランの事で構成されているエンジニアの平形( @bigplants )です。

現在、私は会社からの帰宅をランニングに変えるという試みを行っています。

今日は帰宅ランを実践してみた感想などについて書きたいと思います。

会社のTechブログで何書いてるんだ!と言われそうですが、通勤のイノベーションに発展する案件という事で許していただきたいです。

いつの日か、テクノロジーの力で通勤を健康的でより楽しいものに変えていければいいなと思っています。

この記事がエンジニアやランナーの目に留まり、ビジネスバンクグループ には面白い奴がいるんだなー。と思っていただければ幸いです。

更にランニング好きの人がエンジニアの採用にエントリーしてくれたら万々歳です^^

これから走って帰るぞ!の絵

通勤ランについてはこちらのPodcastに出演した時にも少し話しています。

時間あったら聴いてみてください。


なぜやろうと思ったのか?

元々、ダイエットの一環として2018年の4月頃からランニングを始めました。

当初80kg近くあった体重も65kgくらいに落ち着いています。

fitbitの記録

そのうち、走る事自体の楽しみを覚えました。

ランニングによるメリットは数え切れないのですが語り出すとそれだけで記事が書けるのでこの記事では割愛します。

ランニングを習慣化すべくその為の時間を捻出していました。

週に最低三回は走ると決めていました。

しかし、子供がなかなか寝なかったり、冬に寒くて起きれなかったりで時間を作るのが難しくなってきました。

そこで閃いたわけです。

そうか!

通勤をランに変えればいいのか!

最初はかなり躊躇していました。

荷物を背負って走れるのか?と。

しかし、自分の体幹や筋持久力もある程度備わってきたので、前から興味あった通勤ランを実践してみる事にしました。


なぜ帰宅なのか

いまは帰宅時のみランニングにしています。

出勤時は着替えやシャワーなどがネックなので、いまはやっていません。

一方、帰宅時は汗をかいても家に帰ってすぐにシャワーを浴びる事ができるのでリーズナブルです。

ということでまずは帰宅をランニングにしてみました。


スペック

実際、自分はどのくらい走れる人なのか?

普段の自分のランニング

  • 距離: 10km
  • ペース: 5:20/km

帰宅ラン

  • 会社から自宅までの距離(外苑前<->練馬): 11km
  • 荷物の重さ: 約8kg(重い!)
  • ペース: 6:00/km

Relive 'Afternoon Run'


立ちはだかるハードル

始める前からハードルは高そうだなと思ってましたが走り始めて気付いたこともあります。

荷物の重さ

通勤ランの記事はいくつか読みましたが、8kgの荷物を背負って走っている人は見た事がありませんでした。

普段の荷物

自分のバッグはランニング用途ではないので走る事に最適化されていません。

走れば上下左右に動いてズッシリと響きます。

そもそも、ランニング用のバッグでこんなに大容量のものはほとんどありません。

なぜそんなに荷物が重いのか?

はい。誰もが抱く疑問ですよね。

ではここで自分の荷物を紹介します。

  • Macbook 13inch
  • iPad 11inch
  • 着替え
  • タンブラー
  • 腹筋ローラー
  • その他の雑貨

自分は平均的に週二日(火曜、木曜)は自宅でリモートワークをしています。

仕事で使っているPCは自宅でも兼用しているので普段持ち運んでいます。

iPadは通勤時の読書用で外せません。仕事中もセカンドモニターとして重宝しています。

着替えに関しても、最近の通勤ランのTipsを読むと、着替えを会社に置いておくなどの工夫が見られます。

しかし、自分の場合は二日連続で出勤する機会がないので着替えを会社に置いておく事ができません。

腹筋ローラーは業務に気合いを入れる為に必要です。(これに対するツッコミは受け付けません。)

しかし、もう少し軽量化したい。。

帰宅時間

電車だとdoor2doorで50分で帰れます。

走って帰るとなると、11kmをいいところ1時間くらいかかります。

着替え、ウォーミングアップの時間に加え信号待ちの時間がかかります。

なんだかんだ諸々入れると、準備から家に着くまでにかかる時間は1.5時間くらいになります。

いつもより遅く帰ると家族から「遅い!」と言われるので、なんとかこの時間を短縮する事が命題です。

無理してでも少しでも早く走ろうと頑張ります。

ある意味、良いコーチですね(汗)


継続する為のコツ

走り続ける為にフォームを意識する

ポイントは何と言っても荷物の重さ。

8kgの荷物を背負って走り続けるには、綺麗なフォームを維持する事がとても重要になってきます。

走っている時に膝にかかる負担は荷物が無くても非常に大きいので、荷物を持ったらよりシビアになります。

膝への負担はフォームで決まります。

荷物を持っていると重心がだんだん疲れて後ろのほうに寄っていきます。

そうすると、足を地面から離す時にブレーキがかかってしまいますし、接地時間が長くなる為、膝への負担が大きくなります。

荷物を持っていても綺麗なフォームを維持するには体幹が非常に重要になってきます。

最近は体幹を意識して筋トレを行うようにしています。

途中で電車に切り替えてもヨシ

帰宅ランのコツとしては、帰りの電車の路線上の道路を走るという事です。

途中で辛くなってきたら電車に切り替えられるようにしておくのです。

無理は禁物です。自分のできる範囲でチャレンジしていきます。

最初は、筋肉の使い方がいつもと違うので足が痛くなって途中で電車に逃げ込みました。

今では慣れて家まで完走できるようになりました。


やってよかった事

トレーニング時間が確保できる

着替えやランニングシューズを持って出かけると、すでに気合いスイッチが朝から入っています。絶対に今日も走って帰るぞ!という強い意志で走れます。

夜遅い時間や朝早い時間に別の事に時間を使えるようになりました。

体幹を意識できる

普段の走りより体幹を意識しないとそもそも荷物を背負って走り続けられないので自然と体幹が鍛えられます。

それにより、荷物を持っていない状態で走る時も足の疲労を軽くする走り方を実現できます。

荷物の重さによりますが、8kgの荷物を背負って走り続けるにはかなりの体幹が必要です。

コースを探すのが楽しい

商店街を通るのもよし。大通りを通るのもよし。住宅街を通るもよし。コースは無数に存在しています。

少しずつ違う道を通って走る事で毎回、新しい発見があって楽しいです。

自分はどんな状況でもいつも通り帰れるという自信がつく

走って帰るということは交通機関に左右されません。電車が遅れる、道が混んでるという事を全くきにする必要がないのです。

大震災がきても帰宅に悩む必要はありません!

経済的

交通費が半分で済みます。


帰宅ランはおすすめなのか?

ここまでいい事ばかり書いてきましたが、、

自分は通勤ランをすべてのランナーの人におすすめする事はできません。

なぜなら、トレーニング効率が高いわけではないからです。

何も荷物を持たないで走る事ができればそれに越した事はありません。

荷物を持つとフォームが乱れやすいし、膝に負担がかかるので故障のリスクもあります。

重い荷物を背負って5km走るより何もつけないで10km走る方がよっぽど効率が良いです。

ただ、中級者、上級者のランナーの方は試してみてもいいかもしれません。

荷物がある分、フォームが乱れるとすぐに足が重くなります。

自分のフォームの乱れをすぐに体感できて、修正がしやすいからです。

体幹に意識が向くので場合によっては弱点を克服できるかもしれません。


今後のトライ

荷物を軽くする為に、iPadのみで仕事ができないかトライしてみようと思っています。

自分の場合、iPadから踏み台サーバにログインすれば大体の事はできるので、荷物からPCを外して軽量化できると踏んでいます。

最終的に自分はどこに向かうのか?と考える事があります。

究極は走りながら仕事をする事なのかな?と思いましたwwww

トレッドミルにPCの台をくっくけて走りながらキーボード叩くとかw


最後に

これからも帰宅ランを続けていくつもりです。

自分の当面のライバルは電車です。

電車を使った場合の帰宅時間(door2doorで50分)よりランで帰った時の時間が早くなったら自分の勝ちになります。

わかりやすい目標です!

が・ん・ば・る・ぞ!

明日は、@Kirika さんの担当です。お願いします!


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